半券日記

気が向いたときに更新ですー

雨が上がれば虹がかかるように

僕の心もいつか

みたいな事

もう全部言えなくなった

どこで奪われた

何に奪われた

自分が捨てたのかな

夕刻無数の白々しい頷きが貼りついた

慣れない背広で振りかぶって

石で水を切るように

近所の溝川へ

死にたい消えたいって呟きながら

深夜のコンビニへ歩いて

信号無視のトラックを咄嗟に避けて睨みつける

断言できる

これは人生じゃなくて時間だ

青い春の延滞に気付かない素振りで色を薄めていく

これは人生じゃなくて時間だ