2017-06-08 ■ 雨が上がれば虹がかかるように 僕の心もいつか みたいな事 もう全部言えなくなった どこで奪われた 何に奪われた 自分が捨てたのかな 夕刻無数の白々しい頷きが貼りついた 慣れない背広で振りかぶって 石で水を切るように 近所の溝川へ 死にたい消えたいって呟きながら 深夜のコンビニへ歩いて 信号無視のトラックを咄嗟に避けて睨みつける 断言できる これは人生じゃなくて時間だ 青い春の延滞に気付かない素振りで色を薄めていく これは人生じゃなくて時間だ