本当
平成最後の夏
夏の雰囲気が好きです
季節そのものよりも、周りや世間が浮き足だっている様子が好きです
いつだって夏のせいにする準備を整えている
ましてや平成最後の夏
そんなそわそわした空気に当てられて、今年の7~8月は例年にないほどよく出かけました(いつもだと部屋に籠りきりでNetflixとPrime videoに肩まで浸かっているのに)
ビアガーデンに湖畔キャンプ、東京に旅行にも行きました
仕事終わりにそのまま新千歳空港に向かい
羽田空港へ到着するとそこから神保町に行き、ライブを観て
東京在住の友達と合流して朝まで飲み、小一時間寝た後コミティアへ行くというサイコな2日間を堪能しました
平成最後じゃなくても、夏じゃなくても、もっともっと遊んでおけば良かったな
学生の頃付き合いが悪く、せっかくの誘いを断ったりしてたのを今更になって後悔する
モラトリアムの渦中にいたからって腐ることもなかったな
人と比べると薄い平成のアルバムを書棚にしまって、
その分空いたスペースを新しい年号のアルバムで埋めていこう
ともよ
小学生の頃担任に「あの子達とはつるまない方がいい」と言われていた
当時はまるで理解できなかった、というか理解しようとしていなかった
今思えば10歳前後の自分に随分酷な事を言っていたと思うけれど、
そこから中学に上がり多少視野が広がると段々その言葉の真意が理解できるようになってきた、なってしまった
やっぱり家庭の経済状況はよそから見ていてもなんとなく分かるものだし、教室の会話の中でその人の教養の有無はすぐに把握できるもので、
みんななんとなく同じ「枠」の中の友達と付き合っていたと思う
正直言葉を聞いた時から、自分の中で友達は同じ枠には居ないとうっすら思っていた
自分は小学生の頃に放たれたその言葉を守り続けようとする人間になった
でも友達は自分が選んできた唯一の他人だ
離れる事は出来たけれど、同じ時を過ごしてきた
大事な思い出もそうでもない思い出も文字通り糞みたいな思い出もたくさん出来た
みんな社会に出て立場に押しつぶされながらもたまに一緒に遊んだり話をする
もうあんな言葉に囚われる必要もない、自分だけが、友達だけが今後を選択する事ができる
更に仲が深まろうが、疎遠になろうが
もうどうだっていいと期待しながら思い続けている
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物事には必ず亀裂があって
だから光が差したり血が漏れたりする
dew
空しさを歌にできた人はまだいない
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悲しみのともなわない別れなんて別れじゃない